コピーライティングというと、どうしても
「セールスコピーライティング」
を目指すのがアフィリエイターの性なんですが、ちょっとタンマ。
その前に、文章力を磨く必要があります。
文章力って何?
よく、
コピーライティングに文章力は必要ない
と言われますが、これ、本当でしょうか?
「コピーライティングに文章力なんて必要ない」と言ってる人の文章読むと、とっても読みやすいし引き込まれるような展開が上手ですよね?
・・・文章力、いるじゃねーか!
まあ、ひとくちに文章力と言ってもいろいろありますし、アフィリエイターとしてコピーライティングするなら
”この順番で話を進めましょう”
みたいなテンプレートってのがあって、まあそれは別の機会に話をしますが、なんといっても日本語の文章として
”正しい文章”
を書く必要はあります。
要するに、文章力なんていらないって言ってる人は、自分が文章力がある事に気づいてないか、あるいは「ブログなんて文章力気にせず気楽に始めちゃえよ!」って言ってるかどっちかでしょうな。
むちゃくちゃな文章は読まれない
そりゃそうでしょう。
出だしからして支離滅裂な文章なんて、よほどのあまのじゃくか変わった趣味の人ならともかく、普通の人はむちゃくちゃな文章に出会った時に、一生懸命に文字を追いかけるような事しないですよ。
例えば、
今日はお昼にラーメンを食べたんだけど、子供が熱を出してしまって・・・。
でも、昨日おやつにするんだって買ったのさ。ピーナツを。
だから良かったと思った気がする今日この頃w
・・・はい?
日本語習い始めて1ヵ月の宇宙人の方ですか?
まあ、こんな変態文章を書く人は、普通の人じゃなくおそらくラリってる奴だろうけど、文章を読む人は、頭の中である程度”情景”を浮かべて理解しながら読むからね。
気持ち悪い文章なんて、誰も読んでくれません。
誰だって気持ち悪いのは嫌だから、こんな文章からは光の速さで逃げ出したい。
つまり、読者は瞬時に消えます。
ま、逆にあまのじゃくな人は
「こんな変態文書く人ってどんな人~、興味津々!!」
って人も中にはいるかも。
そうじゃなく、
文章はちゃんと主語とか述語とか動詞とか名詞とかあって、それぞれがちゃんとつながって、全体で正しく理解できてストレートに情景が浮かぶ。
その情景が面白ければ笑ってくれるし、悲しければ一緒に胸を痛めてくれる。
人を感動させるような、小説が書けるような文章力は確かにいらない。
でも、正しく相手に伝わる文章力は必要です。
句読点だって文章には大切な要素
時々見かけるんだけど(特にTwitterとか短めのSNSに多いかな)
やたらと句読点を打ちまくる人。
例えば、
昨日話してた、例の、コンパの事なんだけど、どうしても、人が足りないんだよね。だから、人数合わせでいいから、〇〇町の居酒屋、明日、夕方6時、どうしても来てもらいたいんだ~。おけ?
行く気なくすわ!
句読点は息継ぎみたいなものだからして、でもあまりに多すぎると
句読点打たないと死ぬ病気ですか~
って心配になる。
ほかにもこんなの。
彼女は、大笑いしながら歩いている友達の肩を叩いた。
彼女は大笑いしながら、歩いている友達の肩を叩いた。
句読点を打つ場所で、大笑いしている人物まで違ってきます。
正しく伝わるか伝わらないかは、たかだか小さな記号である「、」をどこに打つかが重要になってくるという話。
まとめ
確かに、アフィリエイターとしてコピーライティングを書くのであれば、文豪のような小難しい文章力はいらないです。
でも、万人が見て情報を正しく認識してもらうための、正しい文章力は必要です。
はっきり言って、私だってこんなに長々と文章書けるようになるなんて、数年前までは思ってもいなかったですね。
小学校から大学までずっと運動部だったし、図書館で本借りたのは読書感想文を書かなきゃいけないから「十五少年漂流記」を嫌々借りた、ってのを覚えてる程度だし。
まあ私もまだまだ、正しい文章を書けるよう勉強中ですが、それでもここまで意外とスラスラと書けるようになったのは、この本で勉強してから。
これ、コピーライティング関係のブログとかでよく紹介されている本の一つですが、ここまで書いてきた事以外にも、正しい文章力を身につけるための教則が書かれています。
「こんな本読まんでも、ワシは文章力には自信があるけえ大丈夫じゃ」
というあなたも、とりあえず読んでおいて絶対損はしない。
自分で思っている以上に、他人が読むと「意味わからん」みたいな事って意外とあるものです。
特筆すべきはコスパの良さ。
これだけ中身が濃くて、目からウロコがバンバン落ちまくる本が、
なんと定価840円!
詐欺みたいな内容の本が1500円とかで売られている今の世の中において、こんな少額で自分に本物の投資ができる本はなかなか無いと思いますよ。