運が良い人と悪い人って、何が違うんでしょう?
確率的に言えば、運が良い・悪いは、おそらくすべての人が同じだけ持ってると思うんですよ。
運が良いばかりの人なんていないし、もちろん逆に運が悪いだけの人生なんてない。
現実的にはみんな平等に、幸運と悪運が同じだけ巡ってきているはずです。
じゃあなぜ、
「あの人は何をやっても上手くいくね。ほんと、運が良い人だ」
って言われる人もいれば、
「あいつは何やっても失敗するな。運が悪い奴だ。前世でよっぽど悪い事してたんやろ。」
なんて言われる人もいる。
これはどうしてなんでしょうかねえ?
運を決めるのは自分の”思い込み”だけ
運が良いか悪いかの前に、今後あなたが幸運を引き寄せることができる体質かどうかを見極める方法があります。
例えば、ある急ぎの用事があって、急いで車で出かけようとしている時を想像してみてください。
そんな時に限って、普段は赤信号で2~3回停まる程度なのに、急いでいる時に限ってほとんどすべての信号が赤信号になってしまった。
そんな時、どう思いますか?
「うえ~っ!急いでる時に限って・・・オレってほんと、運が悪い人間なんだな。」
と考えるでしょうか?
それとも、
「そのまま青信号で直進したら事故に遭った可能性があるから、守護霊様がわざと赤信号で止めてくれたんだね。オレって運が良い男だ、守護霊様ありがとう。」
って思うのか。
ここで重要なのが、イライラ運転する事になった人も、穏やかな安全運転になった人も、出来事は全く同じ
急いでいる時に赤信号につかまった
という一つの事象だということ。
でも、考え方を変えただけで、自分自身が運が良い人間か。悪い人間かを決めることができちゃうんです。
例えば、誰しも経験があると思いますが、段差につまづいた時はどうでしょう?
Aさんの場合
「いてっ!こんな所に段差作りやがったの誰だよ!くそっ、ツイてねえな。」
「あの人って何やってもダメだね。運が悪い人だ。」と陰口たたかれる。
Bさんの場合
「いてっ!あちゃ~、この程度の段差でつまづくとは、運動不足かもな。よし、今日から運動不足を解消するぞ。」
「あの人って何でもできちゃうスーパーマンだよね。ほんと運持ってるよね。」
全く同じ出来事でも、その後の行動が悪い方向に行くのか、それとも良い方向に行くのかは、
考え方次第で180度変わってしまいます。
その様子は、さも
「あの人は運が良い、運が悪い」
という第三者からの評価になるわけで、運を決めるのは自分自身の気持ち次第、という事になるわけ。
自分は運が良い人間だと思い込む事
運が良い人というのは、基本的に
「自分は運が良い人間」
だと思っています。
というか、思い込んでます。
自分は運が良い人間だと思い込んでいれば、どんな事が起きてもポジティブな方向に考えるため、その後の行動が変わってくるというわけです。
全ては”何かが起こった直後”の考え方次第で、それが後の行動に違いが現れ、後から運命を分ける事になるんです。
だから、今までの実績や思い出などをすべて無視して、今日からでいいので
「自分は運が良い人間だ。神様に選ばれた希少な男(女)なんだ。」
と思い込む事が大切。
いつも心に”まねきネコ”。
それでも失敗した時は?
まあとはいえ、それでも落ち込むくらい失敗する事もあるでしょうよ。
でもそんな時でも、
と、あくまでもポジティブに考える事です。
落ち込む事もあるかもしれませんが、起こってしまった事はもう取り消せませんからね。
だったら、その事を自分が成長するためのチャンスだと捉えて、前向きになればいいんです。
仕事で大失敗してしまい、上司にこっぴどく怒られて落ち込んだとしても、上司の怒りも自分の沈んだ気持ちも、いずれ時間と共に解決してくれますから、いつまでも引きずらない事です。
失敗は成功の基、ってなんだか最近あまり誰も言いませんが、実際、失敗というのは、
「こうやったらダメなんだ、という答えが見つかった、つまりは成功なんだ。」
と、エジソンのように考えましょう。
どんな些細な出来事でも、全てをポジティブに考える習慣を付けてしまえば、生きるのって結構楽しいって思えるようになります。
そして、良い事があったらたとえ些細なことでも、
「よ~し!ツイてる、ツイてる」
と声に出して言いまくってやりましょう。