これは、あの松下電器(現パナソニック)創業者、松下幸之助さんの言葉です。
「ええ!?じゃあどんなに努力しても、成功するには運が必要じゃないか、そんな無慈悲な・・・」
と失望してしまいそうですよね。
もちろん、努力が全て実を結ぶわけではないのはご承知の通りですが、運をアップさせる方法は、誰でも簡単にできるんですよ。
このブログを読み終えたら、今日からその習慣をすぐにでも実行できちゃいますよ。
そして1年後のあなたは、今とは絶対に違った人生を歩む事になるでしょうね。
妄想しろ!できる限りリアルに!
成功の秘訣はズバリ、妄想です!
妄想というとなんか腹に入ってこないと思うので、共感しやすい言い方をすると
イメージトレーニング
です。
スポーツの世界では当たり前に行われている事ですが、スポーツに限らず全ての業界、通常の生活においてもイメージトレーニングの力は見直されています。
ビジネスでも試験でも、もちろん恋愛でも使えるトレーニングです。
イメージトレーニングの方法は簡単で、自分が成功させようとしている事柄を、
”できるだけリアルにこと細かく”
妄想していくだけ。
その時に、決して失敗しているイメージをかけらほどにも思い浮かべないように注意して、
「成功するイメージしか考えられない。」
と、脳が勘違いする所まで、イメージを磨き上げていく事が重要です。
脳は妄想と現実を区別しない
脳というのは”妄想”と”現実”の違いは区別しないそうです。
「でも、妄想と現実の違いは誰もがちゃんと理解してるよね?」
区別しているのは、自分自身で
「これは妄想、こっちが現実」
と意思によって自己判断してるから。
したがって、できる限りリアルに妄想する事で、それが現実に起こった事と同じ価値があると脳が思い込むくらい本気でイメージトレーニングする事です。
脳というのは、現実に起きた事柄を記憶として留めておき、それを今後の行動に左右し、活かせるようにできていると思っているでしょ?
でもそれじゃ、現実世界で成功体験がないと記憶できないっ、て事になってしまいます。
まだ現実ではないけれど、それをイメージする力で国や社会の仕組みを作り上げ、人間が楽をするための技術を発展させてきたわけです。
デキる営業マンはイメージトレーニングをビジネスにも応用している
ところが実際には、人間は妄想(想像、イメージトレーニング)によって、
とか、まだ起こってない未来の事においても、リアルに妄想できるようになっているのです。
先に成功体験を脳にリアルにインプットさせておき、本番の練習をしておく、これがイメージトレーニングの目的です。
もちろん、ステイホームでの筋トレにもこのイメージトレーニングは使えますよ。
イメージトレーニングは成功確率を上げる手段
でも、たかが妄想だけで必ず成功できるの?だったら誰でも成功者になってるんじゃないの?
そうですよね。
確かに、イメージトレーニングで100%成功というわけではないですが、それでもイメージトレーニング力が上手い人のほうが、成功する「確率」を上げられる事は間違いないでしょう。
確率は上がった方が、より良い結果に近づきますから。
松下幸之助さんの言われる「90%の運」の割合は、10%の努力とイメージトレーニングによって、その割合を変えていける可能性が高いのです。
スポーツ選手がイメージトレーニングを重視するのは、勝利の確率を上げる効果を知っているからなんですね。
長嶋茂雄が大一番で活躍できた理由
”ミスターベースボール”こと長嶋茂雄さんは、なぜか大一番の試合に誰よりも飛び抜けて目立つ活躍をされて来た事で有名ですよね?
一番有名なのが、昭和34年に天皇陛下をお迎えして行われた天覧試合。
この大一番の試合で、なんと長嶋さんは逆転サヨナラホームランという、野球というスポーツで最も劇的な決着をつける活躍をしました。
試合当日から翌日の朝までもリアルにイメージトレーニング
この試合の前日、長嶋さんは夜寝る前に、自分が大活躍をしてチームメイトや観客から祝福され、インタビューを受ける様をイメージトレーニングしていたそうです。
家に帰っても家族から歓喜の歓迎を受けるという所までも、できる限り細かくリアルに。
そして、次の日に自分の活躍を大々的に取り上げた新聞一面トップを飾る様子さえもイメージトレーニングして試合に臨んだということ。
とにかくリアルに、本当にそのようになったと自分でも勘違いしてしまうほど脳裏に焼き付けるのがコツ。
筆者のリアルな成功体験
私は20年前、運送会社に勤務していましたが、やはり給料アップのためには大型免許が必要と思い、大型免許を取得する計画を立てました。
ただ毎日忙しく働いているので、教習所に通う時間はありません。
(午前3時に出勤して4時から積み込み。1日中回って終了するのは夕方6時。特別コースの時は22時まで勤務。運送はブラックが当たり前の時代。)
そこで、週に1度ある平日の休みに、乗車試験(俗に言う一発試験)での免許取得に挑みました。
結果的には3回目で受かったので、今なら教習所で20万円以上かかる大型免許取得が、2万円弱(試験代5500円+収入印紙代×3回)で取得できました。
その3回目の試験の前の日に、私は試験会場で受付をする場面から、乗車してシートベルトを締め、試験コース4つを全て一コースずつイメージトレーニングで完璧に走り、掲示板に合格番号が載り、免許証に「大型」の文字が付くところまで全て、できる限りリアルに脳裏に焼き付けました。
だから試験当日は、朝起きて試験場に行ってもまるで緊張せず、
「もうオレ受かってんだけど、もう一回乗らなきゃいけない?」
と思うくらい、前日からのイメージトレーニングが上手くできていました。
現実の掲示板に番号が載った時はさすがに、
「イメージトレーニングって・・・すげぇ」
と、ちょっと身震いした事を今でも鮮明に覚えています。
イメージトレーニングの力は、知識としては知っていましたが、その力を身に染みて実感したのはあの時が初めてでした。
脳がおかしくなるくらい、本気で真面目に妄想したのが良かったのだと思います。
もし今、車やバイクの免許を取りたい、あるいは何らかの資格試験を受けようと思っている人は、ぜひともイメージトレーニングを使って
”できる限りリアルに成功体験をイメージトレーニングする”
という事を取り入れてみてください。
まとめ
生活全てにおいて行う必要はないでしょうが、
ここ一番!ここだけは乗り切らないと!
という、まさに大一番の勝負の時にはぜひイメージトレーニングを魂込めて、本気で行ってみてください。
やらないよりも、やったほうが必ず良い結果が生まれるはずですよ。