車のヘッドライトはHID？LED？どちらを選んだらいい？

今の車のヘッドライトって

【HID】　または　【LED】

がほとんど。

で、

「そろそろ車、新しいの買いたいんだけどなあ・・・」

って、カタログとにらめっこしてる時に、自分が欲しい車のヘッドライトがHIDなのかLEDが気になった事、ありませんか？

そもそもどちらがいいのかというよりも、どちらもメリットとデメリットつまり、特徴がそれぞれ違うってのが正直なところ。

こればかりは好みとか、自分の車の使用条件とかで決めればいいんですが、ではヘッドライトに使われるHIDとLED、両方の特徴を挙げてみて、ついでに使用目的とかでおすすめをご紹介しましょう。

HID・LEDヘッドライトそれぞれの特徴

■ライトの寿命時間

これは圧倒的にLEDが有利。

HIDの寿命が約2000時間前後に対し、LEDは約5000時間！

玉切れを心配しなくて済むのは、LEDヘッドライトですね。

■ヘッドライトの明るさ

数値的にはHIDのほうが1.5倍明るい・・・はずなんですが、じゃあ実際に見た目でそんなに違うのかと言われると、正直わかりません。

走る場所や地形、気象条件なんかでも随分と見た感じも変わってくるので、あまり意識しなくてもいいでしょうね。

ただ、明らかに周囲が真っ暗な所でみると、HIDのほうが明るく見えます。

■消費電力

LEDの消費電力はHIDの約半分なので、バッテリーには優しいといえますね。

特に電装系（ナビ・DVDブルーレイプレーヤー・パワーアンプ）などなど、いろいろと付けまくってる人にとって、バッテリーは心配なパーツ。

昔のバッテリーのように、だんだんと弱ってくるのではなく、最近のバッテリーは寿命直前まで元気よく駆動していて、寿命がくると突然パタッと動かなくなりますからね。

LEDの省電力はありがたい。

■起動時間

起動時間というのは、最大光量になるまでの時間ということ。

HIDはヘッドライト内にガスを充填しているので、最大に明るくなるまでに時間がかかります。

その時間、なんと5秒！

・・・気にしなくていいかもね。

対してLEDは、ライトをつけた瞬間に最大光量になります。

あまり気にしなくてもいい項目かも。

■カラーバリエーション

ヘッドライトのカラーバリエーションは、HIDもLEDもまあほぼ全色あると思ってもいいでしょうね。

ただし！

平成18年以降、ヘッドライトは白のみ！と規定されたので、白以外のヘッドライトだと車検に通りませんのでご注意を。

そういわれると、昔は黄色系のヘッドライトはオッケーだったけど、最近見ないでしょ？

ま、白が一番良く見えるからあまり色変えない方がいいですよ。

■その他HIDとLEDの特徴

共通する特徴としては、どちらも熱を出さないってことでしょうか。

ハロゲンのように熱を出すフィラメント式なら、ライトに積もった雪とか自然に溶けてたんですが、HIDやLEDになってからライトに雪かぶったままの車、冬は多いでしょ？

熱が出る出ないも、メリットデメリットという事になるのでどちらがいいとは言えませんからねえ。

HIDヘッドライトを選ぶと良い人はどんな人？

HIDはライト内にガスを充填させて、アーク放電で光らせるもので、

「キセノンライト」とか「ディスチャージライト」

なんて呼び方もありますが、いずれもHIDヘッドライトです。

特徴は、白があざやかで眩しくてとても明るいが、寿命がLEDの半分以下、

ということで、

はHIDヘッドライトは考慮する条件に入れておいてもいいかもしれませんね。

LEDヘッドライトを選ぶと良い人はどんな人？

LEDヘッドライトは、発光ダイオードを使った最新のヘッドライトです。

HIDよりもさらに熱の発生がなく、15年という寿命、スイッチオンで瞬間的に最大光量を発揮するというのも魅力。

これらの特徴から、

結論としては、HIDもLEDも明るくて夜も安心できるヘッドライトなので、どちらを選んでも後悔することはないと思いますよ。