GRヤリスRSを購入しました~。
はい、マークX GRスポーツからの買い替えとなります。
今後はGRヤリスRSが愛車となるので、少しずつでもレビューしていきたいと思います。
マークX GRスポーツからGRヤリスRSへ
実はマークXは2年前に「G’s」から「GRスポーツ」に買い替えた経緯がありまして。
車に興味ない人からみると、どっちも変わらん!って思うでしょ?
・・・たしかに、見た目ほどんど一緒なんですよね。
このマークXですが、「G’s」と「GRスポーツ」合わせて約5年弱乗りました。
良い車でしたね。
なにせ、フロントはダブルウィッシュボーン、リアはマルチリンクという貴族のサスペンションで乗り心地はとても良い・・・ま、ちょっと硬めにチューンされてたから、せっかくの高級サスの良さはよくわからなかったけど。
ただ、後席は乗り心地いいですよ。だってマルチリンクサスペンションですからね。
でもね・・・
マークXを手放した3つの理由
手放した理由は3つ。まず一つ目。
乗り続けた5年弱で、後席に人を乗せたのはわずか4回だけ。
私、嫁、子供、私の友人。
ほとんど身内じゃんかっ!
ええ、後席の役目はこの5年弱、買い物袋を載せるだけだったんですね。
買い物袋にマルチリンクサス・・・もったいねえ。
ということは、後席っていらんじゃん!
ってことになるわけです。
そして2つ目。
・・・燃費が悪すぎる。
普段、遠出とかめったにしないので、近所への買い物が主な活躍の場だったんですが、2.5リッターの車なので仕方ないとは思いますが、燃費の平均は
5.7㎞/L
高級車並みのガソリンぶち撒き具合でしょ?
200馬力出てるV6エンジンは、確かに良い加速します。
でも、そんな性能を発揮できる場所は、車も人も多く渋滞もよく発生する広島市内にはありませんでした。
遠出で高速道路使ったらさすがに13km/Lいきますが、高速なんて滅多乗らんし、そもそも燃費を伸ばす事が目的じゃないし。
ということで、オーバースペックではないかと思い始め、このころに時期愛車として、コンパクトカーまたは軽自動車を考え始めたわけです。
最後の理由。
やはりTOYOTAとしてマークXの生産が終了した事も大きな理由の一つですね。
所有してみてわかったんですが、設計が古い車なので、今時の最新の新車と比べると装備の充実度が全くといっていいほど皆無です。
唯一、クルーズコントロールが付いてるくらい(しかも速度固定のみ)。
TOYOTAが放置プレイした結果、マークXは取り残され忘れられた存在になってしまいました。
だったら潔くあきらめて、今イケイケの車に買い替えよう!となった次第です。
ヤリスにGR!しかもオートマチック!?
実は最初に試乗したのは、GRヤリスRZハイパフォーマンスという、最強のスポーツカーだったんです。
試乗した感想は・・・とにかく速い!いや、速過ぎる。
これは・・・事故るな(笑)。
(こんなレーシングカーみたいな車、市販したらアカンで、TOYOTAさんよ~)
そりゃそうです。
サーキットを走ったり、レースカーのベース車両として購入するならともかく、普通に60km/h制限の公道であのパワー、いらんいらん。
5000回転も回せば、後から蹴っ飛ばされたような爆発的な加速。
楽しい!でも・・・公道じゃその有り余るパワーを発揮する場所もないし、そもそもサーキットにも行かないし、しかも!ハイオクガソリン仕様・・・あちゃ。
マニュアル設定しかないから渋滞の時にも後悔しまくり。クラッチも適度に重めだしね。
普段はトラックに乗って仕事してるのに、自家用車でもまたマニュアル操作なんてヤダ!
とダダをこねていた所、なんとGRヤリスにオートマチック車があるぞと。なんだと~!
しかも10速の疑似シーケンシャルギアシフトも付いてるから、スポーツ走行も楽しめる。
これはいい!ということで、RZハイパフォーマンスに試乗したその日に、試乗もしていないGRヤリスRSを速攻で契約。
まあそんな感じでした。
GRヤリスRSの使い勝手はどうか?
とにかく車体が軽い。
スタートからしてマークXの時とは感触が違います。
マークXは、重たい車体をヨイショっと前に出す感じですが、GRヤリスRSは”スッ”って感じで車が動き出します。
車体の重さは感じません。
ダイレクトシフトCVTは、スタート用だけギアを搭載したCVTなので、通常のCVTのようにモワッとした出方ではなく、スコーンと出ていきます。
1130kgの軽い車体とFFという特性も、車体の軽さを演出しているんだと思いますね。
そしてノーマルヤリスにすら装備されていない電子パーキングとホールドボタンは、普段使いには最強の味方ですよ。
サイドブレーキを気にする事がないので、最初は違和感ありましたが、慣れると楽ちんそのものです。
ホールドボタンに関しては、私は普段トラックに乗っているために同じような機能で”坂道発進補助装置”と呼ばれる機能(ESとかHSAとかイージーゴーとか)が付いているので、特に違和感は感じません。
信号待ちの時はオートマチック車でありながら、ブレーキから足を離していてもいいのは楽です。
コーナーでの踏ん張りはダブルウィッシュボーンのなせる業か
4mを切る短い車長と、180cmというワイドな車幅は、直進安定性はもちろんのこと、コーナーでは抜群の安定感があります。
多少スピードに乗せてコーナー曲がっても、ケツが幅広い車体に後輪はダブルウィッシュボーンサスペンションですからね、まったく怖いと思わないくらい安定してます。
ヘタレな私でも、なんだか運転が上手になった気になります!あくまで気のせいです。
さすがはGRレーサーたちがニュルまで行って走り込んでセッティングしたサスペンションですね。
GRヤリスRSを購入すべき人
GRヤリスRSは、
こういった人は、RZではなくRSを選ぶべきです。
270馬力のターボは確かに魅力的ですが、サーキットを走らない限りは必要ないし、120馬力もあれば公道で乗るには必要十分すぎますからね。
そもそも、RZハイパフォーマンスを買って、公道ばかりを巡航速度で走ってるだけなんて、逆にもったいないと思うし、RZハイパフォーマンスを作ってくれたGRガレージの職人の方たちに失礼だと思います。
RSなら普段使いは楽だし、ちょっとした峠でも全開走行が楽しめるし、反応が素晴らしいパドル操作も楽しいし、なにより軽いハンドリングはがんばって走っても疲れ知らず、そんなライトスポーツを骨の髄まで楽しめる車に仕上がってますよ。