GR YARIS RS(GRヤリスRS)の乗り心地インプレション

GR YARIS RS 乗り心地

 

GRヤリスRSって、RZとかとは乗り心地が違うって聞いたぞ!どう違うのか、しっかり説明しろってんだっ!

というわけで、GRヤリスRSもすでに6000kmという距離を乗ったわけで、GRヤリスRSの乗り心地についてちょっとマニアックにインプレッションしてみます。

あくまでも、ヘタレドライバーの私てらっちの感想なので、腹抱えて笑いながら読んでもらえれば幸いです。

ではいってみよ~。

 

GRヤリスRSのサスペンションについて

GRヤリスRSのサスペンションは、RZハイパフォーマンスなどに比べると柔らかく仕上がってます。

これは街乗りメインのセッティングなんでしょうね。

 

実は、RSは試乗せずに購入したんです。

試乗したのはRZハイパフォーマンスなんですが、RZハイパフォーマンスを試乗してお店に帰ってすぐに、RSの契約書類を書いたというキワドイ買い方をしたわけです。

 

gryarisurz

試乗したのはRZハイパフォーマンスというバケモノエンジンを積んだグレード。ギアはショートストロークで気持ちよくスコスコと入るんだけど、クラッチはちょっと重め。広島市内は渋滞が多いので、これは辛いぜ。

 

 

ま、その理由はこちらの記事をご覧いただくとわかるので、もしRSが気になってる人がいたら参考にどうぞ。

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GRヤリスRS レビュー

 

RSは、街乗りしてるとわかるんですが、適度にサスがぴょこぴょこと動きます。

RZのようなガッチガチではなく、ブレーキを踏めばちゃんとノーズダイブするし、コーナーでは荷重が移動しているのがわかるので、走ってて楽しいです。

 

じゃあ乗り心地がいいのかというとそういうわけではなく、ノーマルヤリスに比べれば硬めのセッティングにはなってるんで、決して街乗りしてて乗り心地がいいってわけではないですけどね。

スポーツカーなので、やっぱり硬めのセッティングにはなってますが、RZほどガッチガチではない、というイメージです。

 

 

GRヤリスRS リアフェンダー エアロフィン

リアフェンダーのこんな所にもエアロフィンが付いてる。これも空力を極限まで追求した結果なのでしょうね。

 

加えて甲羅のようにカッチカチのボディーだから、直線でもコーナーでも安定性は抜群。

これは通常の車ではまず味わえない、特別なスポーツカーらしい乗り味ですよ。

試乗する機会があれば、ぜひとも試乗してみてほしい。

 

カッチカチのボディーの下で、サスが気持ちよく動いてるのがシートを通じて伝わってくる、そんな感じ?

なんかよくわからん説明だけど、そんな感じ。

 

路面のギャップに対しては、やっぱり突き上げはあります。

RZのようなガン!っていう突き上げはないですが、そこはスポーツカーらしくゴン!ゴン!と突き上げてきますが、まあこれくらいは我慢しましょうね。

 

ステアリングは重いのか?

RZハイパフォーマンスは、ステアリングが重めでクイックだったんですが、RSは少しステアリングが軽めにセッティングされてますね。

その分、コーナーでのクイック感はRZのようなリニア感はありませんが、普通の公道なら逆にクイックに感じられるくらい遊びが少ないステアリング操作が可能。

 

小径ステアリングなので握りやすいし、ちょっと切るとよく曲がるのもいいところ。

ハイグリップタイヤとの相性もよくて、少しスピードを出し気味にコーナー曲がっても、車がスコーンって曲がってくれるのであまり怖くないw。

 

ま、限界性能が高い分、限界を超えたらタダじゃ済まないなって事でしょうが、限界を見極めるテクニックと勇気がないので、楽しんで走るくらいにしています。

 

加速は十分か?

加速は、街中では必要十分過ぎるほど加速します。

これ以上やったらパトカーに目を付けられる、ってくらいで抑えてますが。

 

速いか?と言われると、スポーツカーにしては遅いですし、RZハイパフォーマンスの暴力的な加速を味わった身としては、めっちゃ大人しい加速しかしないです。

まあそれでも、街中しか走らない私には十分過ぎるし、信号の出だしで他の車に置いていかれるなんて事はありません。

 

GRヤリスRS ドアミラー エアロフィン

ドアミラーにも小さなエアロフィンが!これは空力というよりは、風切り音を低減するためでしょう。

 

 

10速のパドルとパワーモードを使ってエンジンを回すと、気持ちよく一気に吹き上がります。

まるでバイクのエンジンみたいにw。

エンジンは高回転型ですね。それにしても3気筒でロングストロークなのに、まあよく回ること。

 

ただ、回すと音はうるさいです。

3気筒のエンジンは決して上品な音ではなく、ギャ~ンとうるさい音になります。

そこは残念なところかな。

 

まるでトルコン?のようなCVT

GRヤリスRSのトランスミッションはCVTなんですが、このCVT、なんか通常のCVTとは違った感覚です。

 

というのが、例えば先の信号が赤だったら、アクセルを外して惰性で走るでしょ?

そんな時にも、なんだかトルコンのようにギアが1段ずつ変わるような、そんな感覚があるんです。

 

GRヤリスRS シフトブーツ ステッチ

ノーマルヤリスやヤリスクロスにはついてない、本革のシフトブーツ。ステッチも入っていてスポーティーな雰囲気出てます。

 

 

これ、仮想的に10段にステップさせているせいかもしれないんですが、前に乗ってたマークX GRスポーツとあまり違和感なく乗れちゃうんですよ。

だからトルコンの車から乗り換えた人でも、特に違和感なく乗れるCVTになってます。

 

タコメーターの動き見てても、ほぼトルコン車のような動きしますしね。

おそらく、CVTだって言われなきゃわからないほど、トルコンっぽい動きをするCVTです。

 

まとめ

GRヤリスRS タイヤ ダンロップ スポーツMAX

軽量の鍛造アルミホイールのRZハイパフォーマンスと違い、鋳造アルミホイールのRS。スポークの数が多いので掃除は面倒。デザインはかっこいいので良し。タイヤはダンロップスポーツMAXというハイグリップタイヤを履いてます。

 

 

とりあえず、思いつくままGRヤリスRSの気になる点を書き出してみます。

 

硬すぎず柔らかすぎない、街乗りに特化した絶妙なセッティングのサスペンション。剛性の高いボディーとの相性もいい。

ハンドリングは遊びが少なめで、意思どおりに曲がってくれる。ステアリングは重くはないが、軽いというわけではない。

3秒で40km/hまで加速するので、街中では馬力・トルク共に必要十分すぎるエンジン。ただしサーキットを走ったりレースをやりたいって人はRZかRCにすべし。あのロケットみたいな加速は街中では使う場面がないけどね。

トルコン車から乗り換えてもまったく違和感ない、おもしろい動きをするCVT。CVT特有のラバーバンドフィールもほとんど感じられない。

アスファルトの状態にもよるけど、ロードノイズは大きめ。18インチはオーバースペックな気がする。RSならブレーキローターの大きさも考慮すると17インチがベストな気がする。

2ドアは実用性を考えるとやっぱり不便。でも後部座席に人を乗せる事がほとんどないので気にならなくなった。ハッチバックを開けて荷物を入れるのもすぐに慣れる。

トヨタセーフティーセンスはオプションだけど、付けておくべし。下取りの時にも影響するからね。

GRヤリス唯一のブレーキホールドボタンは超楽ちん!疲労感がかなり違う。

10速シーケンシャルパドルの反応はとても良好。トルコン車のパドルとは雲泥の差の反応の良さ。

RSはレギュラーガソリンで乗れる!財布に優しいし燃費もいい。

RZハイパフォーマンスには付いてたアイドリングストップが、RSには付いてない!これは快適。

 

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